今年も、算定基礎届を提出する時期となりました。会社様には、大きな茶封筒が、年金事務所から届いていると思います。その中に、「調査対象事業所」と記載され、「何月何日の何時に提出書類をもって、年金事務所へ、来てください」という、通知がはいっていた会社様があると思います。
数年に一度、社会保険の調査が、この時期に入ります。その通知なのです。だいたい4~5年に一度くらいと考えておいてください。調査がない会社様はありません。
会社様は、この通知をみると、何を調査されるのか心配になります。
調査対象事業所とかかれ、日にち時間が指定された通知をみれば、何事かと心配になるのは当然です。また、そのときに提出する書類もたくさん記載されていますので、どうしようかと不安にもなります。
この調査は、社会保険にきちんと加入して、きちんと保険料を払っているかどうかを、チェックする調査です。提出書類には、まず法定3簿といわれる「労働者名簿」「出勤簿」「賃金台帳」があります。
これら法定3帳簿では、このようなことをチェックされます。賃金台帳では、きちんと保険料控除がされているか、保険料率の改定などをチェックされます。出勤簿では、社会保険に加入しなければならないけれど、加入していない社員やパートはいないかどうかをチェックされます。労働者名簿では、何人の社員が、雇用されているのか、雇用されているのに名簿にないような社員はないかどうかをチェックされます。
それ以外では、70歳以上の社員の手続きはきちんとできているか、月変はきちんとされているか、保険料率はきちんと変更されているかなどチェックされます。また、育休などの社員もチェックされます。
なんのことかわからないうえ、考えたこともないようなことをチェックされるので、会社様は、不安になられます。
こういうとき、帳簿をきちんとつけてあるか心配になりませんか。
そこで、自身の会社の事務処理は大丈夫だろうかと、心配になり、会社の事務処理を確認しようと思うのですが、何をどう確認すればよいのかもわからないというの現実に直面します。最終的にお手上げ状態です。
そのうえ、この時期は、労働保険の年度更新、賞与計算、賞与支払い届など、同時期に複数の事務処理をする繁忙期になります。その繁忙期に、このような調査の通知があるわけですから、完全に会社様はお手上げです。
そこで、わからないことは専門家に聞いたほうがよい・・・という頼みの綱として、会社様は、当事務所にもお問い合わせをされてくるのです。
社労士事務所へ委託すると、スムーズで安心です。
今年も、当事務所が手続き顧問をしている会社様に調査対象事業所があります。当事務所では専門家である社会保険労務士が給与計算事務等を処理していますので、処理は安全確実です。もちろん、普段からきちんと帳簿を用意いているので、すぐに提出書類は用意できます。
また、専門家である社会保険労務士が、会社の代理で調査に行くことで、スムーズに対応できます。
この機会に、給与計算・社会保険手続き代行サービスをお考えになられてはいかがでしょうか。当事務所では、速やかに楽に、必要な事務処理ができます。