働き方改革で会社は、残業代削減ができる。

働き方改革では、社員の健康およびゆとりある生活を支持する方策として、残業、休日労働等の削減を掲げています。

会社側は、残業をなくす取組をすることで、会社の働き方を改善する、業務効率を上げるということだけでなく、人件費としての残業代が縮小できるのです。

この度、小野薬品工業株式会社では、削減できた残業代を100%社員に還元するとともにと社会にも別途還元する取り組みを始めると公表しました。

削減できた残業代を100%社員に還元するとは?

社員への還元は、病児保育補助、保育所活動サポートを開始するとともに福利厚生を充実させ、自己研鑽のための資格取得補助も行うとのことです。

子育てをしている社員にとっては、幼い子供が病気の時、安心して働ける職場であることは、とても心強く、充実した福利厚生に間違いありません。

幼い子供が病気の時は、保育所も、保護者に子どもを引き取りに来てほしいと、保育をしてくれないのが現状のようです。

会社で病気の子どもを見てくれるのであれば、何かあればすぐそばにいけるので、子育ても安心です。

さらに削減された残業代を社会にも還元するとは?

削減された残業代は、社員の福利厚生に還元するだけでなく、社会にも、「ONO SWITCHプロジェクト」と題し、医療に関係するNPOやNGOに寄付する取り組みをするということです。

薬品会社という業界でもあるからでしょう、働き方改革の推進および世界の医療と健康に貢献しようという取り組みです。

「私たちに働き方の改善と改革を通して世界を救う」という意味のSave World by our work style ImprovemenT and Change の大文字部分を抜粋してつけられたプロジェクトだそうです。

全社員を対象としたアンケートにより、今年度は「難病のこども支援全国ネットワーク」、「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」、「ジャパンハート」とのパートナーシップにより、すべての人に医療と健康を届けるという社会課題に取り組んだそうです。

具体的には、難病の子供を持つ家族同士の交流の場を提供、ブータンで使用されるジフテリア等のワクチンを1年分支援、ワクチンの保冷庫を支援、成績優秀でありながら、貧しいために進学できない医師・看護師を目指すカンボジアの高校生支援など、様々な社会貢献への取り組みです。

削減できた人件費やゆとりができた時間があれば、様々な社会貢献ができる

政府の働き方改革推進の目的は、国民に、いろいろな貢献をしてほしいということがあります。会社の業務を向上させることで社会にさらに貢献しようということでもあります。

ぜひ、小野薬品工業のように、みなさんの会社でも、働き方改革でできた物心のゆとりを、いろいろな形で、社会貢献に自身の研鑽に、あてていきましょう。

>>働き方改革を通じて、よい会社良い社会づくりに取り組みましょう。

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