年金事務所から突然、通知がきたとき

会社を設立したときは、社長1人でだったため、社長1人の1人法人でも社会保険に加入しなければならないことを知らなかったため、社会保険のことは、気にしていなかったという会社様はいませんか。

法人であるのに、社会保険に入っていないと、年金事務所から、社会保険に加入しなければならないという通知が、ある日突然届きます。

うちの会社は、入らなくても・・・というのは、勘違いです。法人であれば、社長1人であっても、社会保険に加入しなければならないのです。

社会保険に入ると保険料がどのくらいかかるのだろうか。うち2人だから、社会保険にはいらなくても・・・など思うかもしれませんが、あとで大変なことなりかねません。

社会保険に加入しないと、こんな危険がある

社会保険は、セーフティーネットです。健康保険、厚生年金ともに、加入して保険料を納付していないと、給付が受けられないのです。

例えば、年金です。年金には、老齢年金だけでなく、障害年金や遺族年金があります。そこには2階建て部分の厚生年金があります。もし厚生年金に入っていなかったら、厚生年金がもらえないことが起きるかもしれません。特に障害厚生年金の場合、初診日に厚生年金に入っているということが条件の1つだからです。

そうなれば、当然、加入するべき会社が義務を怠ったということになってしまいます。特に障害年金の場合、脳梗塞や心疾患などで障害になったときに障害厚生年金がないと、給付がぐっと減ってしまう、障害厚生年金がもらえいない、ということが起きてしまうのです。

社会保険料は、困っている人への相互扶助である

社会保険は、助け合いである。私たちが納付した保険料は、給付を必要としている方々の給付に回される。逆に、自分が万が一、年金が必要となったときは、年金保険料を納めている方々から、助けられるのである。

私も病気らしい病気をしたことがなかった母が、80を過ぎて心臓の手術をしたとき、1割負担かつ高額療養費で、数万円で、入院手術ができた。健康保険や厚生年金は、セーフティネットであり、いざという時には、本当にありがたいものである。

これも加入しているからこそ受けられる給付であり、社会保険に加入していなければ、もらえないのである。

社会保険が完備されているのは法人であれば当然であるが、それを表に明示すれば、求職者や社員の安心と会社への信頼、働き甲斐につながるのである。

もし、まだ社会保険に加入手続きをしていないという会社様がありましたら、年金事務所からお知らせが届かなくても、加入手続きをしましょう。当事務所では、保険料の試算なども致します。

>>社会保険の加入が気になっていたらご連絡くださいね。

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