営業社員の仕事後の接待は、残業になるのでしょうか。

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よくある労務相談

営業社員は、仕事柄、接待が勤務時間後にある事が、多い。

営業職の社員は、仕事が終わった後、メーカー主催によるレセプションや法人顧客からの接待などに招待されることが多い業務です。

付き合いもありますし、新商品の紹介という仕事目的もありますが、だいたい宴席でごちそうになることがほとんどのようです。

このような時間も残業として、残業代を支払わなければならないのでしょうか。本人は、いつも喜んで、自主的に出席しています。

というご相談です。

残業になるかどうかの判断のポイントは、指揮命令下にあるか、労務提供があるかです。

宴席に出席することが、労務提供になるかどうかですが、宴席では、実際に取引が行われるわけでもなく、契約が行われるわけでもないため、直接、業務効果にはつながらないと考えられますので、労務提供とはいえないでしょう。

また、指揮命令下にあるかどうかということについても、社員本人が、自主的に喜んで出席しているということであれば、指揮命令下にあるわけではありません。

このようなケースでは、残業とはならないと考えられます。

営業職の解決できない労務相談は、日々、いろいろ出てきます。

営業職というのは、勤務時間を把握しにくい職務です。勤務時間や残業については、いろいろと問題がでる職務です。

勤務時間については、一般に事業場外みなし労働時間制を取り入れることが多いと思いますが、運用については、各社違いますので、ご相談ください。

また、多数の顧客情報(スマホに顧客名簿が入っているなど)を利用する職務でもありますので、情報流失のヘッジも考えなくてはなりません。

たくさんの人々と付き合いますので、癒着などのトラブルも回避しなければなりません。

これらのトラブル回避には、社員教育もさながら、就業規則でルールを整備することが不可欠です。

>>人的リスクヘッジは、会社にとって重要事項です。就業規則の整備についてご心配な会社様、一度点検をなさってくださいませ。

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